『君の名は。』の発声上映会が新宿バルト9で行われ、上映後の舞台あいさつに神木隆之介さん、上白石萌音さん、新海誠監督が登壇。この日、興行収入が210億円を突破したと聞かされた新海監督は「自分たちが作ったものが、そこまで多くの人に観てもらえるということはないような気がしていたんですよね。それは別の世界のことなんだって、無意識のうちに思っていたんです」と率直な気持ちを語りました。
『君の名は。』は今月、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』の196億円を抜き、歴代興行収入ランキングでは第4位になっています。上にいるのは、宮崎監督の『千と千尋の神隠し』(304億円)、『タイタニック』(262億円)、『アナと雪の女王』(254億円)の3作品。新海監督は「今回の映画でこれだけ観ていただけて、僕たちにも作れるんだってことを『君の名は。』に教えてもらえたような気がします」とコメント。「一度できれば、二度目もできるかもしれないし、僕以外の方も同じことができるかもしれないし、映画界全体にとって、少し良いことができたんじゃないかと、そんなことが思えた年でしたね」と激動の一年を振り返りました。