『VenusTap』による調査で、男女500人を対象に「ぜひ実写化してほしいと思うジブリ映画は?」というアンケートが行なわれました。
ハリウッド映画から邦画まで、漫画やアニメ原作の実写化が増えている昨今。世界に誇るジブリ作品で、実写化が最も望まれている作品は何でしょうか。1位は、良識的な結果となりました。
5位『風立ちぬ』(31票)
宮崎駿監督最後の長編作品『風立ちぬ』がランクイン。実写化する場合は、比較的作りやすい作品かもしれないですね。
堀越二郎と里見菜穂子のキャスティングは、誰が良いでしょうか。薄幸の美少女役は難しそうです。
4位『耳をすませば』(32票)
近藤喜文監督の『耳をすませば』が4位です。こちらもジブリ作品のなかでは、実写化しやすいほうでしょうか。しかし、月島雫と天沢聖司の役どころは、誰がキャスティングされてもバッシングが起きそうです。実写で、あのキャラクターのまま演じるのは困難だと思います。
3位『となりのトトロ』(39票)
ファンタジー満載の『となりのトトロ』が3位となりました。トトロやネコバスは、CGで作りあげるしかありません。現在の技術だったら、良いものが出来るような気もします。しかし、メイちゃんを演じるのが難しいところでしょうか。サツキちゃんは、わりと演じられる子がいそうに思います。
2位『千と千尋の神隠し』(45票)
日本歴代興行収入1位で、先日の「スタジオジブリ総選挙」でも1位に輝いた『千と千尋の神隠し』ですが、ここでは2位となりました。
八百万の神々は、CGでなんとかなるでしょうか。湯婆婆は、実写で演じるのか、CGで作り込むのか難しいところです。夏木マリさんに特殊メイクを施すのが、いちばん馴染むような気もします。わかりませんけども。
1位 ジブリ映画の実写化はしてほしくない(112票)
栄えある第1位は、「実写化してほしくない」となりました。2位の倍以上の票数を集めています。
ジブリ作品を実写化したら、世界観が壊れることは、皆さんわかっているようです。
スタジオジブリが実写化を許諾することはないと思いますが、ニーズもあまりないのかもしれませんね。