7月29日に公開される『シン・ゴジラ』が、庵野秀明総監督の徹底したリアリティー追及のもと作られたことが、プロデューサーの佐藤善宏さんによって語られました。
庵野総監督は、撮影に先立ち防衛省に協力を要請。脚本執筆の段階から自衛隊とミーティングを持つなど、徹底したリサーチが行なわれました。
同作は、現代の日本にゴジラが出現したら、どのように立ち向かうのか。官僚たちや自衛隊員たちの奮闘も見どころとなっています。
佐藤プロデューサーは、「こういった巨大な生物が現れた場合、防衛出動になるか、治安出動になるのか、そんなところからスタートして、どのような武器で対処するのかなど、何時間もかけて話をお聞きしました」と語ります。さらに、庵野総監督は自衛隊員の号令など、セリフについても「伝わりやすさではなく、リアルなセリフ」を求めたといい、「完成した映画でファンタジーなのはゴジラだけ」というほど、リアリティーが追求されました。
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