スタジオジブリがアニメーションを担当した、丸紅新電力のタイアップCM「鳥獣戯画」の第二弾「つれあい篇」が6月22日に公開されました。
第一弾「出会い篇」の続きとなっており、ウサギとカエルが出会った後の物語が描かれています。
日本人には馴染み深い「鳥獣戯画」は、日本最古の漫画ともいわれる絵巻物語。
京都に行くたびに高山寺をたずね、「鳥獣戯画」を眺めるという鈴木プロデューサーは、「鳥獣戯画は宮崎駿監督や高畑勲監督も好きで、実はCMの話がくる前からアニメを作り始めていた。800年間動くことのなかった鳥獣戯画に命を与えるとどうなるか。その躍動感を辻井さん描き下ろしのピアノと一緒に上手く表現できた」と話します。
CMでは、カエルとウサギが主人公。墨画で描かれた動物たちが、活き活きとアニメで躍動します。
描いたのは、スタジオジブリで『魔女の宅急便』や『おもひでぽろぽろ』『崖の上のポニョ』などで作画監督と務めた近藤勝也さん。構成と作画を担当しています。
ほのぼのとしたBGMを作ったのは、辻井伸行さん。作曲と演奏を担当しています。
三部作ということで、完結編となる第三部の公開にも期待しましょう。