渋谷で、アート&チャリティープロジェクト「Shaun IN SHIBUYA」が始まっています。主催は、クレイ・アニメーションの『ひつじのショーン』を国内で配給する東北新社を中心とする実行委員会。今回、開催するに当たり、さまざまな街を検討する中で「文化を発信したい」「アートを大切にしたい」という思いを持っていた渋谷区に決まりました。
『ひつじのショーン』を活用した同プロジェクトは昨年、同作を製作するイギリスのアードマン・アニメーションズが「アートを通じて子どもたちを幸せにする」をコンセプトに、ロンドンとブリストルで初開催。アーティストらがペインティングなどでアレンジしたショーンのオブジェを街中に展示した後、オークションにかけて収益を子どもたちのために寄付しています。
今回、国内での開催にあたり、参加アーティスト・団体・企業29組が手掛けたショーンのオブジェを、渋谷駅周辺をはじめ原宿や代官山、恵比寿など渋谷区内随所に展示。スマートフォン向けのオリジナルアプリ(120円)で、各オブジェの場所を公開しています。
ショーンのデザインには、庵野秀明監督や、安野モヨコさんなど、名だたるアーティストが参加しています。
ショーンのオブジェは今冬ごろに予定するオークションに出品し、必要経費を除いた収益とアプリの収益の一部、チャリティーグッズの売り上げの一部を、日本赤十字社医療センターと渋谷区社会福祉協議会に寄付予定となっています。
Shaun IN SHIBUYA
会場:渋谷、表参道、原宿、恵比寿、代官山 ※展示場所は変更となる場合があります。
展示期間:2016年5月5日(木)~ 5月22日(日)
展示数: 約30匹