「ピクサー」の設立30年の歴史を振り返る展覧会が開催されます。
同スタジオは1986年、アメリカのカリフォルニアで、ジョン・ラセター、エド・キャットムル、スティーブ・ジョブズらによって設立。2016年にスタジオ設立30周年を迎えます。
ピクサーは、世界初のフルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』で世界的大ヒットを生み、同作で監督を務めたジョン・ラセターは、今や世界屈指の名プロデューサーと呼ばれるまでになりました。ジブリファンの間では、宮崎駿監督と仲良しのラセターさんでお馴染みですね。
同展覧会では、ピクサーの技術スタッフ、そしてアーティストやデザイナーたちによる企画の構想段階での手描きのドローイングやカラースクリプト、キャラクター模型など、アートワーク約500点が一挙公開されるもよう。
円盤の上にいるウッディや、バズといったキャラクターの立体フィギュアたちを、暗闇の中で高速回転させ、それらをストロボライトで照らすことによりキャラクターたちが動いているように見せる装置「トイ・ストーリー ゾートロープ」も展示されるとのこと。ジブリ美術館でお馴染みの装置ですね。
平面に描かれたアートワークを、3D動画に変換する大型スクリーンのインスタレーション展示も行なわれ、ピクサー・アニメーションの世界を表現します。
スタジオ設立30周年記念 ピクサー展
会期:2016年3月5日(土)~5月29日(日)
場所:東京都現代美術館