7月4日に全国で公開され、週末の観客動員数3位を記録した『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』。イギリスのアードマン・アニメーションズが贈る「ひつじのショーン」シリーズは、現在テレビ版のショートアニメが放送されているものの、長編映画は本作が初めてです。
三鷹の森ジブリ美術館で特設展示が行われるなど、スタジオジブリと交流の深いことで知られるアードマン・アニメーションズ。スターザックは「アードマンで働くスタッフはみんな、ジブリのファンです」と話し、特に影響を受けたのは『千と千尋の神隠し』だと明かします。
さらに、「ブリストルで映画祭がいつも行われていて、『ハウルの動く城』の上映があったとき、僕はちょうど2マイルくらい離れた場所で仕事をしていて、会場にいた仲間から『宮崎(駿)監督が来ているよ! めったにトークしない人だからおいでよ!』と電話があった。汗をかきながら急いで2マイル走って行って、なんとか間に合ったんだけど、宮崎さんは『ハロー』の一言しかしゃべらなかったんだよ!」というエピソードも。