天空の城ラピュタ ロボット兵映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の作品中に、監督が敬愛するジブリ作品へのオマージュとして『天空の城ラピュタ』のロボット兵が登場することが明かされました。ジブリに敬意を表して遊び心溢れる演出を加えたというジョス・ウェドン監督。ロボット兵のレプリカが、アイアンマンことトニー・スタークの部屋の棚に置かれているという。



このコラボレーションは、ジブリ作品の大ファンであるジョス監督が、ディズニー・アニメーションの責任者で宮崎監督と親交の厚いジョン・ラセターに相談をし、ラセター氏を通じてジブリから承認を得て実現したといいます。

監督は、「『天空の城ラピュタ』のロボット兵の小さなレプリカをトニーのアパートの部屋に置けないかと自分から提案したんだ」と明かし、クローズアップはされていないものの「ロボット兵の片腕ぐらいは見えるかも…」と語りました。『天空の城ラピュタ』は、宮崎作品のなかでジョス・ウェドン監督が一番好きな作品で、映画監督としても大きな影響を受けているとのこと。

本編のエンドクレジットには「ラピュタのロボット兵はスタジオのご厚意により、本映画に登場しています」というメッセージも入れられており、スタジオジブリとジョン・ラセターの絆がうかがえます。