香川県高松の琴平電気鉄道にて、近藤喜文監督の『耳をすませば』のワンシーンを用いた電車が運行されています。
8月に香川県立ミュージアムにて開催される、「この男がジブリを支えた。 近藤喜文展」のPRのため、同展実行委員が企画したもの。会期中の9月27日まで、不定期で運行されます。
琴平線の『耳すま』車両は、主人公の月島雫と隣でバイオリンを演奏する天沢聖司が大きく描かれ、企画展のタイトルや会期も紹介。志度、長尾線にもキャラクターを小さく施した車両が登場。ジブリアニメの温かな世界が、のどかな讃岐路を走ります。
近藤喜文展では、スタジオジブリの協力により原画やスケッチなどの約500点で業績を紹介する。県内で大規模なジブリの展覧会は初となります。
この男がジブリを支えた。 近藤喜文展
会期:2015年8月4日(火)~9月27日(日)
時間:8月 10:00~19:00/9月 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館:8月10日・17日・24日・31日、9月7日・14日
場所:香川県立ミュージアム 特別展示室
料金:一般 1,100円/大学・専門学校生 1,000円/小・中学・高校生 800円
ジブリの教科書9 耳をすませば 1995年に公開され、邦画ナンバーワンヒットとなった『耳をすませば』は、信州の山小屋で宮崎駿が手にした漫画誌がきっかけだった。監督にはジブリの実力派アニメーター・近藤喜文を抜擢。青春映画の金字塔と称される作品の魅力を、芥川賞作家・朝吹真理子を筆頭に劇作家やポーランド人アニメーターまで多彩な執筆陣が読み解く。 |