『もののけ姫』のその後。サンとアシタカの後日談

もののけ姫ジブリ映画は、観終わってから物語のその後がどうなっているか、気になる作品は多いですよね。『もののけ姫』も、サンとアシタカはどのように暮らしていくのか気になる終わり方をしていますが、その後の二人について、宮崎駿監督がインタビューで語っていました。
アシタカは、ずいぶん試練の多い人生になることが明かされています。



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『もののけ姫』in USA インタビュー

――『もののけ姫』は安易なハッピーエンドで終わらないのが重要ですね。サンとアシタカが結婚してしまうとか……。一緒にいられないこの二人は悲劇なのでしょうか?

宮崎:
いえ、彼らはずっと良い関係を続けていくだろうと思います。それから、サンが生きていくために、アシタカはいろいろな努力をするだろうと思います。同時に、タタラ場の人々が生きていくためにも、大変な努力を払うだろうと。そのために、アシタカは引き裂かれて、傷だらけになるだろうと思います。それでも彼は、それを曲げずに生きていこうと思って、両方を大切にしようと思い続けるだろう。だから、彼の生き方は、私たちが今の時代を生きていく生き方に、共通するんだと思うんです。

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『もののけ姫』はこうして生まれた。

宮崎:
偉いことを言った少年が見事に達成しました、みたいな話じゃ全然なくて。ようやく、これで生きることができるっていう。これから、タタラ場と、サンのあいだに入って、切り刻まれながら生きるしかない。その女の子と、自分の国に逃げたって、何の解決もつかないから。ここで生きていくって決めると、そうするとタタラ場のほうは、木を500本切りたいって言うでしょ? で、サンのほうに行って、「ちょっと、木を切んなきゃいけないんだけど」って言うと、ビビビって刺されてね、「じゃあ、250本で……」って(笑)。「生きる」って、そういうことですよね。

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宮崎:
サンの最後の言葉は、答えが出せないままにアシタカに刺さったトゲなんです。そしてアシタカは、そのトゲとも一緒に生きていこうと思っている。あの後、アシタカはタタラ場に住んで、サンは森に住むんでしょう。タタラ場の理屈から言うと、生きていくためには木を切らなければならない。だけど、サンは切るなっていうでしょ。その度に突っつかれて生きていくんだな、アシタカは大変だなと思って(笑)。でも、それはまさにこれから生きていく人類の姿そのものなんですよ。

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2 Comments

  1. スタジオジブリは、私の人生になくてはならないものです。
    私は、スタジオジブリの作品を見て、映画監督になるという
    夢をもつことができました。
    一番好きな映画は、もののけ姫です。
    曲を聞いただけでも、感動して泣いてしまいます。
    スタジオジブリと出会えて、とても嬉しいです。

  2. “そうするとタタラ場のほうは、木を500本切りたいって言うでしょ? で、サンのほうに行って、「ちょっと、木を切んなきゃいけないんだけど」って言うと、ビビビって刺されてね、「じゃあ、250本で……」って(笑)”

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