「山本二三展」倉吉博物館倉吉博物館で4月14日から開幕する「山本二三展」に展示されるご当地作品を描くため、山本二三さんが同市を訪れました。
二三さんは、作品の候補地を見定めながら、倉吉らしさあふれる町を取材し、制作意欲を高めています。



初めて鳥取県を訪れた二三さんは、同市の白壁土蔵群周辺を視察。赤瓦の町並みや玉川の流れ、国登録有形文化財の旧国立第三銀行倉吉支店(白壁倶楽部)などに興味を示し、作品映えしそうな風景を見つけてはカメラに収めました。

二三さんは同市を歩き「(鳥取中部)地震の跡がだいぶ小さくなっていて安心した。住んでいる人に、愛され大事にされている町だと感じた」と印象を語り、同展でお披露目されるご当地作品については「撮った写真を見返し、候補地を絞っていく。どんな作品になるか楽しみにしてほしい」と微笑みました。

開幕日の4月14日にはトークショー及びサイン会が実施され、翌15日にはギャラリートークが行なわれる予定です。

同展の前売り券は3月28日から、日本海新聞本支社などのプレイガイドにて販売開始します。

日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
会期:2018年4月14日(土)~5月20日(日)
時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
会場:鳥取県・倉吉博物館
料金:一般1000円(前売券800円)、高校・大学生700円(500円)、中学生以下無料