滝本美織 鈴木敏夫宮崎駿監督の長編引退作となった『風立ちぬ』が、きょう「金曜ロードSHOW!」でテレビ初放送されることに合わせて、ヒロイン・里見菜穂子の声優を担当した瀧本美織さんが、同作に対する想いを語りました。瀧本さんは声優初挑戦の役だったが、結核に侵されながらも凜とした芯の強いヒロインを見事に演じています。



そんな瀧本さんに理想の女性像を聞くと「今も舞台など初めてのことに挑戦させてもらっていますが、求められればどんどん挑戦していきたい。必要とされるのはうれしいし、ありがたい。そんな女性になりたい。あえて理想を決めないで」と話す。

瀧本さんは同作について「宮崎監督の最後の長編に関われたことと、声優を通してスタジオジブリの皆さんの仕事に対する情熱を知ることができた。自分にとっても思い入れが強い作品」と力を込める。

「昔の人も生きにくい時代を駆け抜けていったんだなあと思ったら何でもできる気がする。今の時代も大変ですが、強く生きていかなくてはと思わされた作品」と同作品についてしみじみ語る瀧本さん。「テレビでは大切な人と見てほしいですね」とにっこり笑った。