ジブリの仲間たち本日、6月17日にスタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーによる著書「ジブリの仲間たち」が発売となります。
鈴木さんは、スタジオジブリ作品を中心に映画の宣伝について持論を展開。今回発売される新書は、全304ページとなっています。



「作ることにしか興味がなかった僕が宣伝を始めるまで」「映画宣伝を変えたタイアップ時代の到来」「空前のヒット作はこうして生まれた」などと題した6つの章に分かれており、『風の谷のナウシカ』から始まり、『思い出のマーニー』まで、鈴木さんが携わってきた作品の宣伝手法や宮崎駿監督・高畑勲監督らとのエピソードをふり返ります。
ジブリファンには欠かすことのできない、裏話満載の一冊となります。

鈴木敏夫「ジブリの仲間たち」

ジブリの仲間たち 目次

・はじめに

第1章 作ることにしか興味がなかった僕が宣伝を始めるまで
『風の谷のナウシカ』(1984)
『天空の城ラピュタ』(1986)
『となりのトトロ』(1988)
『火垂るの墓』(1988)
『魔女の宅急便』(1989)

〝徳さん〟との出会いと、高畑さんの教え/気がつけばメディアミックスを始めていた
「ラピュタジュース」で考えたタイアップの問題点/配給会社が変われば、宣伝も変わる
ヤマト運輸とのタイアップから始まった『魔女の宅急便』/日本テレビの出資と宣伝大作戦
コピーをめぐる徳さんとの対立 ほか

第2章 映画宣伝を変えたタイアップ時代の到来
『おもひでぽろぽろ』(1991)
『紅の豚』(1992)
『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)
『耳をすませば』(1995)

新生ジブリのスタート/まず映画の成功ありき――タイアップの基本方針
映画宣伝6つの手段/後々まで関係者の語り草になったヒット
JALとのタイアップから始まった『紅の豚』/「カッコイイとは、こういうことさ。」
JAの力を知った『平成狸合戦ぽんぽこ』/『耳をすませば』が大ヒットと言われた理由 ほか

第3章 空前のヒット作はこうして生まれた
『もののけ姫』(1997)

関係者から反対された企画/熱海合宿と、「宣伝費=配給収入」の法則
難産だった「生きろ。」というコピー/6時間40分のメイキング映像と4分15秒のプロモーションビデオ
『もののけ姫』を〝映画界の野茂〟にする/宣伝総力戦、自ら矢面に立つ
映画がフィロソフィーを語る時代 ほか

【東宝宣伝プロデューサーの視点1 矢部勝】

第4章 時代との格闘
『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999)
『千と千尋の神隠し』(2001)

映画とプロパガンダ/観客が減ることも覚悟してやったパロディ
徳間グループの総会で述べた「敗戦の弁」/あえて部数を落とした「アニメージュ」の経験
もう一度ヒットさせたら宮さんがおかしくなってしまう/2倍の宣伝×2倍の劇場
コンビニの店頭がメディアになった時代/映画のテーマは「貧乏」から「心」の問題へ ほか

【東宝宣伝プロデューサーの視点2 市川南】

第5章 汗まみれ宣伝論
『猫の恩返し』(2002)
『ハウルの動く城』(2004)
『ゲド戦記』(2006)
『崖の上のポニョ』(2008)

宣伝とは仲間を増やすこと/「一生に一度くらい額に汗して働け」
想定外の事態に苦戦した『イノセンス』/宣伝しない宣伝
タイアップの決め手は三ツ矢サイダーの味?/1万GRPをめざせ
シネコン時代の劇場宣伝/予告編の復権とリピーターの時代
デジタル×アナログのバランス/川上量生さんを〝プロデューサー見習い〟に ほか

【東宝宣伝プロデューサーの視点3 伊勢伸平】

第6章 ヒットの功罪
『風立ちぬ』(2013)
『かぐや姫の物語』(2013)
『思い出のマーニー』(2014)

宮崎駿×高畑勲、25年ぶりの同時公開?/ユーミンへの公開オファー
時代に追いつかれて/宣伝手法の総決算
目的のためには手段を選ぶ/「姫の犯した罪と罰。」をめぐる葛藤
『かぐや姫』10の宣伝ポイント/〝作られたヒット〟を望まない監督
ヒットの小ぶり化と、大衆消費社会の終焉/新しい時代の風 ほか

・あとがき

ジブリの仲間たち
発売日:2016年6月17日(金)価格: 907円(税込)

鈴木敏夫プロデューサーが初めて明かす宣伝と広告のはなし。
秘話満載で綴る、30年間の格闘の記録。

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