レッドタートル ある島の物語スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』が9月17日(土)に公開されることを記念して、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督と、本作でアーティスティック・プロデューサーを務めた高畑勲さんの対談が行なわれます。
スタジオジブリとマイケルさんの出会いは、彼が監督した『岸辺のふたり』という1本の短編映画が始まりでした。



父を想い続ける娘の人生を描いた『岸辺のふたり』は、2000年度の米国アカデミー賞短編アニメーション映画賞受賞しました。「これこそ短編アニメーションの最高傑作」と賞賛した高畑勲監督とマイケルさんは、お互いをリスペクトしていました。そんな中、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーもこの作品に感銘を受け、マイケル監督に長編映画制作の提案をしました。

そして高畑勲監督は、アーティスティックプロデューサーとして参加のもと、構想10年、制作8年の歳月を経て、ジブリでは初となる海外制作作品が完成しました。

情報過多な現代において、あえて引き算の手法によって、実感ある動きと心を描き出した『岸辺のふたり』。それは『かぐや姫の物語』をはじめとする高畑勲監督作品にも共通しています。想像力を掻き立てる魅力に溢れた創作の源泉とは?

最新作の『レッドタートル ある島の物語』はどこから来たのか。そして、作品の舞台でもありマイケル氏が育ったオランダという土地、影響を受けているという日本文化や死生観など、その秘密にせまります。

高畑勲がマイケル監督と語る、アニメーションの源泉と文化
スタジオジブリ最新作「レッドタートル ある島の物語」はどこから来たのか?

日時:2016年9月1日 (木) 19:30~21:00
※受付開始は19:00頃

料金:5,000円(税込)
※「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~」のチケット1枚付き。

定員:150名
※定員になり次第締切