西村義明『思い出のマーニー』の公開を記念して30日より、 映像配信サービス「GyaO!」で特別番組「ジブリのことが大すき。」が配信されます。番組内で西村義明プロデューサーが高畑勲監督について、今だから語れるエピソードを告白しました。
西村プロデューサーは、インタビューで主題歌を歌ったプリシラ・アーンさんとの出会いや、同作品に登場する無口なおじいさん・十市の誕生秘話、物語の舞台を北海道へ決めた理由などを語った。



また、『借りぐらしのアリエッティ』を見た高畑監督が「命をかけてこの映画を良いものにしようとするプロデューサーがいない」と語ったことが印象に残り、『思い出のマーニー』のプロデューサーを引き受けたというエピソードを明かしました。

西村プロデューサーは『かぐや姫の物語』での高畑監督とのエピソードを告白。「大変な監督だったですからね(笑)。公開まで8年ほどかかってしまいました。映画完成時、監督が『まだやっていたい』と言っていたのですが、正直自分は『いい加減終わらしてやる』って思っていましたよ(笑)」。

「ジブリのことが大すき。」では、ジブリ好きとして集められた出演者がジブリ作品について語り合う。西村プロデューサーの電話出演や、映画パーソナリティのコトブキツカサによる「好きなジブリキャラクター」による心理分析といった企画も実施する。出演はMCのコトブキツカサに加えて伊藤綾子、若山あやの、山崎紗彩、叶精二ら。全5回を予定。