宮崎駿監督・高畑勲監督作品を始め、スタジオジブリで活躍したアニメーター近藤喜文さんの世界観を紹介する「新潟が生んだジブリの動画家 近藤喜文展」が、7月4日から新潟県立万代島美術館で開催されます。



近藤喜文さんは、1995年に公開された『耳をすませば』で初の劇場用長編映画の監督を務めるも、1998年に解離性大動脈瘤により47歳で逝去。その高い技術と妥協を許さない仕事への姿勢は、多くのアニメーターに影響を与えたという。

本展では、スタジオジブリ全面協力のもと、『ルパン三世』『未来少年コナン』といった初期作品から、スタジオジブリ時代に手掛けた『火垂るの墓』や『魔女の宅急便』のイメージボード、『紅の豚』や『もののけ姫』などの原画、『耳をすませば』の絵コンテなど約600点を展示。さらに、1998年に刊行された近藤の画文集『ふとふり返ると』に収録された作品群の原画も公開される。

 

新潟が生んだジブリの動画家 近藤喜文展

会期
7月4日(金)~8月31日(日)
※休館日 7月7日(月)、8月4日(月)

開館時間
10:00~18:00
※観覧券の販売は17:30まで

会場
新潟県立万代島美術館 [新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5F]

観覧料
当日券 一般1,100(900)円/大学・高校生900(700)円
前売券[一般のみ] 900円 中学生以下無料
※( )内は有料20名様以上の団体料金です。
※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料です。受付で手帳をご提示下さい。

 

ふとふり返ると 近藤喜文画文集

高畑勲監督、宮崎駿監督の作品を支えたアニメーター・近藤喜文の心温まるスケッチ集。
わずか47歳で世を去った彼が、5年の歳月の間に描きとめた、子供たち、そして人々の光あふれる瞬間。色鉛筆で、生き生きと温かく描かれた人々、スケッチに添えられた著者のコメントが、現代人が忘れてしまった何かを思い起こさせる。

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