高畑勲生誕120年を迎えた宮沢賢治の作品世界と、映画や音楽のつながりを、多彩なゲストが紹介する「イーハトーブフェスティバル」が26日~28日までの3日間、岩手県花巻市の宮沢賢治童話村野外ステージで開催。
28日は、『セロ弾きのゴーシュ』で宮沢賢治作品をアニメ映画化した高畑勲監督が講演を行ないました。



高畑監督は「賢治の童話は動作や情景の描写が細やかで、映像が脳裏に浮かぶ。さながら映画のようだ」とコメント。一番のお気に入りという詩の「岩手軽便鉄道七月(ジャズ)」についても解説。「3拍子に区切られた文章が次々と繰り出され、文字で書いた音楽のように思える」と説明し、来場者は聞き入りました。