誕生50周年記念 ぐりとぐら展中川李枝子さんと、山脇百合子さん姉妹がつくった絵本『ぐりとぐら』の誕生50周年を記念した展覧会が、2014年に開催された東京会場を皮切りに、全国を巡回しています。
そして、今年の7月16日~9月4日の宮城県美術館での開催を残すのみとなりました。



これまで30万人を超える人々が集まった「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」は、宮城会場をもって最終回です。宮城会場では出品数を拡大し、『ぐりとぐら』のおはなし絵本の原画を全場面展示するほか、『ぐりとぐら』シリーズから「しりとりうた」などの原画も追加して、完全版とも言うべき規模で開催します。

「ぐりとぐら展」図録
「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」公式図録

また、本展の図録には、宮崎駿監督と中川李枝子さんの対談が収録されています。
なぜカステラだったのか、ぐりとぐらがネズミ色ではなくオレンジ色になったわけ、姉妹のデビュー作である『いやいやえん』誕生のいきさつなどが語られています。

会場は、大人も子どもも楽しめる空間となっているので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」
会期:2016年7月16日(土)~9月4日(日)
時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場:宮城県美術館
休館:月曜(7月18日・8月8日は開館)、7月19日(火)・8月9日(火)は休館
料金:前売・団体券 一般600円、大学生400円、高校生以下無料 ※団体は20人以上/当日券 一般800円、大学生600円