三鷹の森ジブリ美術館2001年10月に開館した三鷹の森ジブリ美術館が、来場者1000万人突破しました。セレモニーが1月14日に行われ、中島清文館長、清原慶子三鷹市長らが出席しました。
同館は、毎年約65万人が来場。2016年には2カ月に渡る改修工事が行なわれ、7月にリニューアルオープンしたばかりです。



中島館長は、来場者1000万人突破の快挙に対し「毎日チケットが完売するというのは、奇跡的なこと。当初はこんなに満員の状態が続くとは思っていなかった。ジブリ作品とジブリ美術館を応援してくれる方に感謝しかない」と感無量の面持ち。

成功の要因を問われると「いつも宮崎駿監督から、光がかげらないようにと言われ、常にきらきらと光を差し続けるよう努力してきた。でもそれ以上にお客様が愛してくれたことが大きい」と胸を張った。

中島館長は、1000万人突破を目前に控えた12日、宮崎駿監督らスタジオジブリの面々に直接報告したという。「『嬉しいです。どうもありがとうございます』と監督はコメントしていました。鈴木敏夫プロデューサー、宮崎吾朗にも伝えました。『1000万人なんて、そこまで積みあがってきたんだね』という感想でした」と3人の反応を告白。また、同館で上映予定の宮崎監督がCG作品に初挑戦する短編『毛虫のボロ』の制作状況については、「いつ完成かはわかっておりません(笑)」「今年のどこかで」と、年内の上映を予定していることを明かしました。