スタジオ設立30周年記念 ピクサー展東京都現代美術館で開催されている、「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」が5月29日(日)で終了となります。
まだ行かれていない方は、この機会にご覧になっておくことをオススメします。
同展は、先月末より、金・土・祝の閉館時間が、通常の18時から20時まで伸びており、より訪れやすくなっております。



ピクサー展は、ピクサー・アニメーション・スタジオの創立30年を記念したもので、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』など、大ヒットした名作の資料が展示されています。

スタジオ設立30周年記念 ピクサー展

堤大介さんと、ロバート・コンドウさんの描いた、『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』の美術ボード等も、日本初公開となっています。

スタジオ設立30周年記念 ピクサー展

また、三鷹の森ジブリ美術館の立体ゾートロープ「トトロピョンピョン」に触発して作られた、『トイ・ストーリー』のゾートロープにも注目です。アニメーションの原理を利用して、立体のフィギュアが動き出します。回転が2段階になっていて、ジブリ美術館のゾートロープと少しちがう動きをして面白いですよ。

さらに、本展の図録には、今回の日本版にだけ収録されている、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーによるコメントも掲載されています。

スタジオ設立30周年記念 ピクサー展

しかも、図録としてはお値打ち価格の1800円。カラーイラストがたくさん掲載されており、たっぷり厚みのある180ページ。買わない理由が見当たりません。
この機会に、アートなピクサー作品に触れてみてはいかがでしょうか。

スタジオ設立30周年記念 ピクサー展

ちなみに、ぼくはこちらの図録に、堤大介さんとロバート・コンドウさん、エリック・オーさんに、イラスト付きのサインを描いていただきました。めちゃくちゃ贅沢な本となりました。

「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」
会期:2016年3月5日(土)~5月29日(日)
時間:10:00〜18:00(4/29~5/28までの金・土・祝は20:00まで)
休館:月曜日
会場:東京都現代美術館