ジブリ美術館「映画を塗る仕事」展待ちに待ったというよりも待たされた、ジブリ美術館の新企画展「映画を塗る仕事」展がやってきました。どうも、こんちには、『海がきこえる』のモノローグから入ってみました。
1年半ぶりの新企画展が、昨日、11月17日に幕を開けたので、さっそく行ってまいりました。



今回の企画は「映画を塗る仕事」ということで、スタジオジブリ作品の色にまつわる展示です。
本展で、ジブリ作品がどのような意図をもって色が決められたのか、その一端を知ることができます。夕暮れ時の表現はもちろん、水面に反射する光なんかにも、ちゃんと意図があることがわかって感心してしまいます。

ジブリ美術館

はっきり言って今回の展示、保田道世展じゃないかと。保田さんがご存命であれば、もっと充実した展示になっていたことでしょう。

シャーロット姫

展示の一部には、宮崎駿監督が影響を受けた絵画の「シャーロット姫」や、ロシアの絵本の挿絵などもあります。
これはほんの少しでしたけど、こういった宮崎監督が影響を受けた絵画シリーズなどをピックアップしても面白そうですね。

常設展示の部屋では、背景画とセル画が少しだけ変更されていました。

ジブリ美術館

それにしても、今回の企画展は、実際に撮影で使われたセル画が196枚も展示されているそうです。
これだけのジブリのセル画を生で観れる機会は、他にないのでは?

ビリービンとロシア絵本の黄金時代
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