東京・池袋で開催されている、『風立ちぬ』原画展を見てきました。
同展は、ジブリ作品の美術画集「THE ART」シリーズと共同で制作されたもの。
本に収録されたものから、厳選された美術資料や宮崎駿監督が描いたイメージボード、キャラクター設定資料などが展示されています。



まず、今回の展示は、映画を観てから行ったほうがいいと思います。
完全なネタバレ資料があるわけじゃないですけども、鑑賞まえには知らない方がいいかな、と思うことも若干ありますので。
観るまえに行く人なんていないかな。

それで、展示の内容はというと、背景美術とキャラクター設定資料が多かったです。
背景美術は、とても綺麗で、空気感が伝わってくる感じ。
昔の日本って、ほんとにこうだったのかなと思ったりもした。
以前、『ジブリの森』という本で、宮崎駿監督はこんなことを言ってました。

僕が学生のころに、わずかなお金を持って、テントを担いで、旅行をしたんです。そのころは、本当にどこへ行っても水が綺麗で、どこに行っても貧乏で。本当に美しい日本の最後の瞬間を見ることができたんです。今の人たちから比べたら、申し訳ないような美しい風景を見ることができました。

このころの、綺麗だったころの日本を、駿監督は思い出していたのかなと思った。
だから、駿監督の頭のなかで美化された、ファンタジィの日本なんだろうけど。

大正時代の東京を俯瞰で見た風景画や、飛行しているときの景色が、個人的にはお気に入りです。

それから、作中で二郎と本庄が吸っているタバコのレプリカや、9月に発売されるファインモールド社の「二郎の鳥型飛行機」なんかも展示されていました。これは、欲しいなぁ。
宮崎駿監督のイメージボードは、今回は少なめの展示で、ちょっと残念。
「THE ART」の本ほうにも、あまりイメージボードは収録されていませんでした。
他の作品のときは、もう少し多いと思うんですけども、どうしてかな。

面白かったのが、キャラクター設定の遊び心。
原作の漫画版では、主人公の二郎は豚だったんですけども、資料のなかにこっそり登場しています。
それから、菜穂子が描いている絵が面白かった。生きもののようなカプローニの飛行機も、資料を見て納得。
設定資料の注意書きを読んでいると、映画作りの熱が伝わってきます。

展示の最後には、『風立ちぬ』の4分予告も上映されていました。
そして、お土産売り場が、すごい充実っぷりです。
現在出ている『風立ちぬ』グッズは、だいたい手に入るんじゃないかな?
漫画『風立ちぬ』が掲載されている、モデルグラフィックスまで売っていました。

池袋での展示は、今月29日まで。
まだ見に行っていない方は、お早めに!

受付で、「九試単戦 紙飛行機」を貰いました。各日、先着で500名までとのこと。
宮崎駿監督のイラスト付きです。

ジ・アート・オブ『風立ちぬ』
イメージボードや背景美術、美術ボード、キャラクター設定画などを完成場面写真とともに掲載。アフレコ用完成台本も収録。

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