熱風7月号ジブリが発行するフリーペーパー『熱風』の7月号は、現在ジブリ美術館で企画展を行っている「クルミわり人形とネズミの王さま展」について特集しています。宮崎駿監督が、『クルミわり人形』の魅力について語っているので要チェックです。
また、そのなかのインタビューで、『風立ちぬ』でカプローニが話していた、「創造的人生の持ち時間は10年だ」という印象的な言葉についても、宮崎監督が言及しています。自分自身の10年は、30代後半から40代後半だったことが明かされています。



創造的人生の持ち時間は10年

宮崎:
僕は「君の持ち時間は10年だ」みたいな話を、つい「風立ちぬ」の中で言っちゃったんだけど、自分自身の持ち時間というのは、実は40代なんですね。30代の終わりごろから40代の終わりごろまでの10年です。
そこでの作品は明瞭に自分の中でつくりたかったものがあって、つくったものです。だけどその後は、本当に苦し紛れにつくって、「物置のガラクタの中に何かなかったっけ? これでいいか?」っていうふうにつくった(笑)。

 

宮崎駿監督の30代後半からの10年間というと、『未来少年コナン』から、『となりのトトロ』までの期間でしょうか。
『続・風の帰る場所』のインタビューでも、自分自身のピークは『となりのトトロ』だったという発言をしていましたね。

 

宮崎駿のピーク

宮崎:
ぼくは結果的に、「トトロ」っていう作品が、峰になっちゃってるんですよ。あれがピークだったんです。
美術的なピーク。それは自然というか日本の風土をね、関東地方ですけども、それを愛情持って描こうとしたんですよ。どういう木が生えてるかとか、どういう風景があるかっていうのを、理想化して描こうっていうことを初めてやって、それが初めてうまくいったんです。

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