スタジオジブリの作画監督でお馴染みの、近藤勝也さんが朝井リョウ氏の小説、『世界地図の下書き』の表紙イラストを描いていました。
近藤勝也さんは、ジブリ作品のキャラクターデザインや、作画監督として活躍し、宮崎駿監督からも厚い信頼をうけています。
『崖の上のポニョ』では、リサに色気が出たのは、近藤さんの功績と評判ですね。
新作『風立ちぬ』でも、菜穂子の魅力を出すように、宮崎駿監督から指示が出されていました(絵コンテ参照!)。



近藤勝也さんは、ジブリ以外の仕事もしているんですけども、他の仕事もジブリテイストのイラストで、とても馴染み深いものがあるのでした。
ということで、ジブリ以外で描かれた、近藤勝也さんのイラストをまとめてみました。

 

『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』

角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』近藤勝也
『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』の全20巻のカバーイラストを近藤勝也さんが担当しました。
本編のまんがは別の方が描いています。

 

『一つの花 ヒロシマの歌』

近藤勝也『一つの花』
教科書に掲載されている『一つの花』をはじめ、戦争をテーマにした9つの物語を収録。
カバーイラストを近藤勝也さんが描いています。

 

『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』の第15巻のカバーイラストを近藤勝也さんが担当しました。
本編のまんがは別の方が描いています。

 

演劇『南の島に雪が降る』

近藤勝也『南の島に雪が降る』
戦後70年特別企画前進座公演『南の島に雪が降る』のパンフレットの表紙を近藤勝也さんが描いています。

 

TVアニメ『山賊の娘ローニャ』

山賊の娘ローニャ
ポリゴン・ピクチュアズで制作された、宮崎吾朗監督作品『山賊の娘ローニャ』のキャラクターデザインを近藤勝也さんが担当。

 

小説『聖母の部隊』

聖母の部隊
酒見賢一の小説『聖母の部隊』のカバーイラストを近藤勝也さんが手掛けています。
現在は装丁画が変更されているのでレアかもしれない。

 

小説『墨攻』

小説『墨攻』
小説『墨攻』のカバーイラストを近藤勝也さんが描いている。
同作は、漫画や映画にもなっており、スタジオジブリでもアニメ化が検討された作品。

 

小説『子規と漱石のプレイボール』

子規と漱石のプレイボール
明治20年代後半。野球バカの正岡子規はチーム結成に奔走し、親友・夏目漱石、弟子の高浜虚子、「坊ちゃん」のマドンナ、うらなり、赤シャツ、狸校長、そしてあの「坂の上の雲」の秋山兄弟も参加する、荒唐無稽、抱腹絶倒の野球小説。
カバーイラストを近藤勝也さんが描いています。

 

小説『鉄道員(ぽっぽや)』

鉄道員 ぽっぽや 近藤勝也
浅田次郎の名作『鉄道員』の、みらい文庫版のカバーイラストを近藤勝也さんが描いています。
本文イラストは、別の方です。

 

映画『雲のように風のように』


近藤さんがキャラクターデザインと作画監督を担当しています。
昔は、よくジブリ作品と間違えられてましたね。

 

『いじめの光景』

近藤勝也 いじめの光景
悲痛な声と実態を取材し、いじめの原因と解決法を探る。

 

『続 いじめの光景 こころの暴力と戦う!』

続 いじめの光景 こころの暴力と戦う!
前作『いじめの光景』に続く続巻。こちらも近藤勝也さんが装丁画を手がけています。

 

プレイステーションゲーム
『玉繭物語』


キャラクターデザインが近藤さん。

 

漫画『D’arc ジャンヌ・ダルク伝』


こちらは、近藤さんが描いた漫画。
未完のまま2巻で止まっています。
漫画絵になると、ちょっとジブリとは違う絵になってました。

 

画集『近藤勝也ArtWorks玉繭物語&玉繭物語2』


近藤さんによる『玉繭物語』のキャラクター設定イラスト集。
いまは、プレミアがついて高いみたいです。

 

角川新装版小説
『兎の眼』『伊豆の踊り子』『二十四の瞳』


角川文庫の名作が、新装版で発売されました。
表紙イラストを近藤さんが描いています。
とても良いです。

 

小説『世界地図の下書き』


朝井リョウ氏の長編小説『世界地図の下書き』のカバーイラスト。
和むイラストですね。

 

『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』

里山資本主義
藻谷浩介の名著『里山資本主義』が40万部突破を記念して、近藤勝也さんがカバーイラストを描きました。

 

神奈川土建 一般労働組合ポスター

近藤勝也 神奈川土建 一般労働組合ポスター
近藤勝也さんらしい温かなタッチで描く、労働組合のポスターです。

小説『海がきこえる』

海がきこえる
氷室冴子さんの小説『海がきこえる』の装丁画・挿絵を、近藤勝也さんが描いています。
本作はスタジオジブリでアニメーション化され、勝也さんはキャラクターデザイン・作画監督を務めました。

 

ここには載せていませんが、近藤勝也さんはジブリ作品では『魔女の宅急便』『コクリコ坂から』でもキャラクターデザインを担当しています。


僕が好きなひとへ―海がきこえるより
氷室冴子原作『海がきこえる』から生み出された、近藤勝也のメモリアルイラストと氷室冴子書きおろしの手紙でつづる、もうひとつのラブストーリー。

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