遅ればせながら、中川李枝子さんの「ぐりとぐら展」を見てきました。
中川李枝子さん・山脇百合子さん姉妹のデビュー作、「いやいやえん」や「そらいろのたね」「たからさがし」といった初期の絵本作品を原画で紹介されています。ジブリファンの方は、ジブリ美術館の短編作品の原作として馴染みがあるかと思います。また、先日行なわれた、宮崎駿監督と中川李枝子さんの対談の映像も一部上映されています。



1963年に生まれたふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」。
中川李枝子さんと山脇(大村)百合子さんの姉妹によるこの作品が50周年を迎えました。シリーズ累計は2400万部にものぼる「ぐりとぐら」。その愛らしい絵とストーリーは、読み継がれる絵本の中の絵本として子供たちを魅了し続けてきました。

本展では「ぐりとぐら」のお話全7作品の貴重な原画をはじめ、姉妹のデビュー作である童話「いやいやえん」の挿絵原画まで、50年の軌跡を170点以上の原画で展観。世界11の国と地域に広がる海外版の展示や読書コーナーなど「ぐりとぐら」の全てを紹介されています。

 

そらいろのたね

そういえば、『そらいろのたね』は、スタジオジブリによって映像化もされていましたね。
日本テレビ40周年記念で作られたCMです。

 

「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」公式図録

グッズ売り場では、図録が2,000円で販売されています。
本展の内容を収録した一冊と、インタビューと対談を収録した「SPECIAL MESSAGE」の二冊組みです。

 

こちらには、宮崎駿監督と中川李枝子さんの対談も収められています。
ジブリファンの方にも、充分行く価値のある展覧会となっています。
まだ行かれていない方は是非。

「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」
会期:2014年2月27日(木)~3月10日(月)
時間:10:00~20:00(最終日は17時閉場・入場は閉場の30分前まで)
入場料:
一般1,000円、高大生700円、中学生500円
一般前売券700円、高大生前売券500円、中学生前売券300円

母の友 2014年 06月号
宮崎駿×中川李枝子の対談「子どもを『描く』ということ」を完全収録。

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