講談社の女性誌ポータルサイト「JOSEISHI.NET」に、砂田麻美監督のインタビューが掲載されています。
スタジオジブリで働く人たちについて、砂田監督が紹介するという内容です。
宮崎駿監督がフェミニストなので、女性に優しい社風というのは、以前から言われていましたね。
この内容は、女性誌『With』にも掲載されているようです。



スタジオジブリで働く人たち

「良質な作品を生み出すのには、殺伐とした雰囲気が予想されますが、実際に働き始めて気がつくのは、スタッフ同士で愚痴を言い合う姿もほとんど見かけないこと。最初は驚いたけれど、連鎖反応のように私もジブリにいるときは、心穏やかになっている。自分でも不思議でした」(砂田さん)

(略)

 また、自然の変化を意識し、自然ともに生きることで、穏やかな心をつくると砂田さんは感じていました。
「ジブリには毎日屋上に上がって、夕焼けを見る習慣がありました。新宿から電車で20分程度のところにあり、周囲の自然も豊か。そんな中で空を見ていると、自分たちは大きな自然の中に存在している事実を1日1回は確認できる。人は空を見ながら、いろんなことを考えるんですね」(砂田さん)
 夕日を見ながら、その日あったこと、いいことも悪いことも頭の中で整理して、自分の気持ちをリセットする。この習慣をつけるだけでも、嫌なことを引きずりにくくなります。心に余計な“負の感情”を溜めずに、今を精一杯生きる。これがスタジオジブリで働く人たちの真の美しさをつくるエッセンス。

 今、悩みやイライラで、顔が暗くなっている人は、夕暮れの時間になったらオフィスを出て、夕日を5分間でも眺めてみては? 顔がグッと穏やかに変化していくはずですよ!

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