宮崎駿監督の「長編作品引退」の発表を受けて、『風立ちぬ』でヒロインの里見菜穂子役の声優を務めた、滝本美織さんもコメントしました。
滝本さんは、スタジオジブリの星野康二社長とともに、『風立ちぬ』を出品している第70回ベネチア国際映画祭の記者会見に同席していた。



瀧本は「とてもびっくりしました。もっともっと作品を作り続けられると勝手に思っていたので……」と言葉を選びながら語った。

瀧本は今回、オーディションで菜穂子役を射止めた。周囲から宮崎監督が「美織ちゃんに出会えて運が良かった」と言っていたと聞き、思わずうれし涙を流したという。瀧本は「仕事をしたときは、そういう(最後の作品になるというような)雰囲気は全然なかったです。どの作品もそうですが、今回は特に宮崎監督の思いが詰まった作品。(決断は)潔いと思うし、それがカッコいいと思う」と宮崎監督の決断を支持した。

くしくも宮崎作品最後のヒロインを担当したことになったが、「監督にお会いし、一緒に仕事ができたことが自分の財産。この作品がある限り、この先もたくさんの方に(宮崎作品を)楽しんでいただけると思う」と笑顔を見せた。

一方、宮崎監督の電撃引退発表に、映画祭に参加している世界のメディアの衝撃も大きい。記者会見に参加していたイタリアのジャーナリストは、「信じられない……」と絶句。日本のメディアに対し「君たちは知っていたのか?」と質問してくる記者も多かった。カナダ・トロントの記者は「でも宮崎監督はこれまでも何度か引退を発表しては撤回した過去があるだろう。今回もまた戻ってくることを信じているよ」と現状を受け止められない様子だった。

宮崎監督は9月6日に都内で引退記者会見を開く。

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