高畑勲監督が9日、フランス南東部のアヌシーで9日開幕した第38回国際アニメーション映画祭で、名誉功労賞を受賞しました。
高畑監督は「長生きに対する賞だと思う。この仕事を55年やってきた」とコメント。AFP通信が報じた。



映画祭の開幕式では高畑監督の最新作「かぐや姫の物語」が上映された。高畑氏は昨年9月に引退表明した宮崎駿監督と共にアニメ制作会社のスタジオジブリを設立。代表作に「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」などがある。

この賞を受賞するのは日本人としては高畑監督が初めて。

映画を作りながら考えたこと 「ホルス」から「ゴーシュ」まで
『かぐや姫の物語』が話題の高畑勲監督。長年、宮崎駿とコンビを組んできた彼が赤毛のアンやハイジについても綴った貴重な論考集。宮崎駿監督・鈴木敏夫プロデューサーと、スタジオジブリ30年目、初めての鼎談も実現。

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