高畑勲監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら5氏が呼びかけ人となり、「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が3日発足した。4日間で264人が賛同し、法案の内容や拙速な国会審議を批判する声明を発表しました。



賛同したのは大林宣彦監督、宮崎駿監督、是枝裕和監督、井筒和幸監督、俳優の吉永小百合さん、大竹しのぶさん、脚本家の山田太一さん、ジェームス三木さんら。撮影監督や映画館主、評論家らのほか、映画ファン約60人も加わった。

声明は「心ならずも戦争に対する翼賛を押し付けられた映画界の先達の反省に立ち、日本映画界は戦後の歩みを開始しました」とした上で、「『知る権利』を奪い、『表現の自由』を脅かすことになりかねないこの法案は、とても容認することはできません」と反対を表明している。

高畑監督のコメント
「安倍晋三(首相)は、明るそうな顔して、私たち日本国民を、いったいどこへ連れていこうとしているのでしょうか。こんな政権を支えている連中にも怒りがこみ上げますが、安倍政権を生み出してしまったのが他ならぬ私たち国民自身であることに愕然(がくぜん)とせざるをえません。暗澹(あんたん)たる思いです。やむをえず個々の問題ひとつずつに声を上げていくしかない。それを結集するしかない。みなさまとともに、最大の悪法『特定秘密保護法案』に絶対反対の意志を表明したいと思います」

宮崎駿監督のコメント
「東アジアの平和のために、日本は自由な国でいなければならない」とメッセージを寄せた。


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