大塚康生の機関車少年だったころ宮崎駿監督の先輩アニメーターに、大塚康生さんがいます。
戦後日本のアニメの立ち上がりから業界を支えており、1958年の長編映画『白蛇伝』にアニメーターとして参加、その後は『太陽の王子 ホルスの大冒険』や『ルパン三世』『未来少年コナン』『じゃりン子チエ』など、高畑・宮崎作品を支えました。



そんな大塚さんが、『大塚康生の機関車少年だったころ』を発売します。十代の頃に描いたという、蒸気機関車のスケッチと戦後まもなく撮影した写真から構成する一冊となります。

本書の発売を記念して、東京・西荻の「ササユリカフェ」にて、企画展「『大塚康生の機関車少年だったころ』出版記念イベント 大塚康生(さん関連のお宝をみんなで持ち寄り)展」が開催されます。

ササユリカフェでは、イベント開催にあたり、大塚康生さんの仕事を広く伝えるために、期間中に展示可能な原画や、作監修正原画、イラストなどを募集しています。
こういった古い資料は、関係者などがバラバラに所有することも多く、一堂に会することは滅多にないそうです。

展示期間は、2016年4月21日から5月30日まで。入場は、カフェでワンオーダーが必要となります。
期間中、ササユリカフェにて『大塚康生の機関車少年だったころ』など、大塚康生さんの関連書籍も販売されます。

「大塚康生(さん関連のお宝をみんなで持ち寄り)展」 inササユリカフェ
期間:2016年4月21日(木)~5月30日(月)
時間:11:30~22:00(入場は21:30まで)
定休:火曜・水曜
場所:ササユリカフェ