山本二三「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」が4月1日に開幕するのを前に、山本二三さんが新たに描いた水彩画「如月(きさらぎ)の文翔館」が、会場の山形美術館に届き、設置作業が行われました。
山本さんは2月末に文翔館を取材し、1カ月かけて「如月の文翔館」を描いています。



春空をバックに、今年創建100周年を迎えた県都のシンボルと雪が残る庭園が、独特の色彩感覚と繊細なタッチで表現されている「如月の文翔館」。大きさは縦約23センチ、横約34センチ。

展示会は山形新聞、山形放送、同美術館が主催。映画の背景画やイメージボードの原画など220点を公開されます。4月2日には、山本さんのトークショーとサイン会、同3日には背景画を描くデモンストレーションも実施されます。

関連イベント

山本二三トークショー&サイン会
日時:2016年4月2日(土)14:00~
トークショーは当日先着80席、サインは図録購入者を対象に先着70人 (*整理券を配布)

山本二三 背景画を描く デモンストレーション
日時:2016年4月3日(日)14:00~
当日先着80席

ワークショップ かんたんアニメで遊ぼう!
日時:2016年4月30日(土)14:00~
協力:山形大学大学院地域教育文化研究科 (*小学生以上15名、要申込)

ミュージアムコンサート
日時:2016年5月5日(木・祝)14:00~
演奏:山形交響楽団メンバー
当日先着80席

山本二三背景画集
「山本二三さんの美術」(高畑勲)/山本二三インタビュー/背景画の世界へ(作品集(背景、美術ボード)/技法と特徴)/「山ちゃんのこと」(宮崎駿)

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