小原篤さんのコラム「アニマゲDON」で、もののけ姫に関する記事が公開されました。
エンドクレジットの一行に眼を留めて、効果音を収録した“愛知県鳳来町”にて取材をするというもの。
非常に興味深い話です。

先日の本欄に私が女子中学生にインタビューされた話を書きました。彼女には「私が新聞社に入ったころは、アニメが新聞の記事になることなんてほとんどなくて、なので自分自身がアニメの記事をたくさん書くことになるなんて、なんだか不思議な気がします」なんて話もしたのですが、ふとふり返って「あの記事が私の転機、そしてあの頃が時代の分かれ目だったのかも…」と思い出したことがあります。今回はそのお話。あの時も、私は名古屋にいました。



1997年夏、宮崎駿監督の「もののけ姫」が大ヒットしていました。名古屋の社会部に当時在籍していた私は、映画のエンドクレジットに「効果音取材協力 愛知県鳳来町 加藤隆雄」とあるのに気づきました。クレジットに目をこらすのはオタクの習性。「もののけと愛知県鳳来町に何のかかわりが? これは記事になるかも」

さっそく東宝の宣伝部に電話すると、スタジオジブリの広報担当者につないでくれ、ジブリから音響監督の若林和弘さんの連絡先を教えてもらい、若林さんに問い合わせて、効果音担当の伊藤道広さんにたどりつきました。そして伊藤さんが、こんな話をしてくださいました。

記事の全文は、asahi.comの「アニマゲDON」でご覧ください。

 

「もののけ姫」こうして生まれた。

約2年の歳月をかけて制作された名作アニメ「もののけ姫」のすべてに密着したメイキング・ドキュメンタリー。1997年日本映画界を席巻、話題を独占した「もののけ姫」は、どのように生まれたのか?その構想・企画・制作・宣伝・配給・興行といった映画の全てを2年間にわたって熱く、静かに見つめた完全記録。

さらには、北米公開時に宮崎監督がトロント、ロスアンゼルス、ニューヨークの3都市をキャンペーンで回った際の映像も特典として収録している。

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