宮崎駿監督の長編映画引退にまつわる、各界著名人のコメントをまとめました。
引退を惜しみ、復帰を希望している声が目立つでしょうか。けど、今度こそ宮崎監督の長編引退はくつがえらないような気がします。
しかし、いいんです。ファンとしては、もちろん寂しい気持ちもありますが、いいんです。
趣味全快の道楽漫画『ポルコ・ロッソ最後の出撃』を描いたり、「高畑勲」論を執筆したり、ジブリ美術館の短編アニメーションを作ってくれれば、全然いいんです。



<夏木マリ>宮崎駿監督引退惜しむ 「もう何度かご一緒したかった」

先日、長編アニメ製作からの引退を発表したスタジオジブリの宮崎駿監督について、「千と千尋の神隠し」(01年)で湯婆婆と銭婆の声を務めた夏木さんは「一緒に仕事をした身としては、(引退は)早いかなと。もう何度かご一緒したかった」と引退を惜しみ、「私の宝物の作品を作ってくださった監督。感謝してます」としみじみと語った。

発表会では、同所に期間限定でオープンしたスタンディングバー「Starbucks Doppio Bar」で行われている「特別な人」にポストカードを書いて、店内のポストに投函(とうかん)すると、実際にその人に届くというサービスが紹介され、実演することになった夏木さんは宮崎監督あてにポストカードを執筆。「さっさと引退、お疲れ様でした」と書かれたユーモアたっぷりなポストカードを作製し、「宮崎さんは返事くれないと思うけど、一応愛を込めて」と苦笑しながら披露した。
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ちばてつや、宮崎駿引退に「アニメを愛する、優しい人柄が滲む会見だった」

宮崎監督より2歳上のちば氏は、ブログの中で「人生にしても、ニュースにしても嬉しいことと、残念なことが交互にやってきます」と前置きした上で、「ジブリの宮崎駿監督の引退は突然だったし、残念でした。でも、アニメを愛する、真摯で優しい人柄が滲む、とても素晴らしい記者会見だった。心から、『お疲れ様、しばらくはゆっくりお休みください。』と言ってあげたいです」と、宮崎監督へのメッセージを送った。引退の第一報を受けた2日の更新では、「まあ、だけど、長編作品は体力的に無理だけど、短編は続けるようなので ワシと心境は変わらないか」とも語っている。
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倍賞千恵子・西島秀俊、宮崎監督の引退惜しむ

宮崎アニメ「ハウルの動く城」(2004年)でヒロインのソフィーの声優を担当した倍賞は「監督とは同じ年齢(72歳)なんですよね。そんな風にお仕事を考えてらしたなんて…。もっともっとたくさん作っていただきたかったですね」と残念な表情を見せた。

また、最後の作品となった「風立ちぬ」(公開中)で主人公・堀越二郎の同僚・本庄の声優を務めた西島も「今回出させていただいて『これで、またいつか呼んでいただけるのでは』と思っていたので、残念です」と1度きりの縁となってしまったことを悔やんでいた。
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宮崎駿監督の引退発表にヒロイン瀧本美織も驚き

瀧本は「とてもびっくりしました。もっともっと作品を作り続けられると勝手に思っていたので……」、「仕事をしたときは、そういう(最後の作品になるというような)雰囲気は全然なかったです。どの作品もそうですが、今回は特に宮崎監督の思いが詰まった作品。(決断は)潔いと思うし、それがカッコいいと思う」と宮崎監督の決断を支持した。

くしくも宮崎作品最後のヒロインを担当したことになったが、「監督にお会いし、一緒に仕事ができたことが自分の財産。この作品がある限り、この先もたくさんの方に(宮崎作品を)楽しんでいただけると思う」と笑顔を見せた。
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キムタク、ハウル声優「とてもうれしかった」

宮崎監督の引退会見を受け、SMAP、木村拓哉(40)がこの日、コメントを発表した。2004年公開の大ヒット映画「ハウルの動く城」で魔法使い・ハウルの声を演じただけに、「沢山の夢世界をありがとうございました。『ハウルの動く城』に、自分が参加できたこともとてもうれしかったです」と、宮崎作品に関われたことへの感謝の思いを込めた。

さらに「今でも森に風が吹くと、トトロを気にする自分がいます」と続け、宮崎ワールドに浸っていた。
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ジャニー喜多川氏、引退・宮崎監督気遣う「人間には限界がある」

ジャニー氏は、引退を表明した宮崎駿監督(72)について「人間には限界がある。40~50代の仕事をしようと思っても無理だからね」と気遣った。

ともにエンターテインメントをリードしてきたからこそ、宮崎監督の決断には共感できた。「僕も2~3年前から字を書くのがつらくなってきた。(イラストが)描けなくなるのがイヤだったのでは」とし、「この年でもやれるのは幸せなこと。僕はアイデアの続く限り現役でいたい」と話した。
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松本零士氏、宮崎駿監督の現役続行を熱望「業界を支える大きな柱」

松本氏は引退を表明した宮崎駿監督(72)の現役続行を熱望した。
松本氏は「頑張ってほしい。宮崎くんは業界を支える大きな柱ですから。皆が支えあっていかないと」と自身の思いを吐露。「必死に頑張っているのを感じていた」と宮崎監督の思いをくんだ上で「だからこそ頑張ってほしい。彼は大丈夫ですから」と語った。
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坂本龍一さん「もっと作ってと言いたい」 宮崎監督引退

イタリアで開かれている第70回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で審査員を務めている音楽家の坂本龍一さんは6日、日本の報道陣の取材に応じた。宮崎駿監督の引退について、「宮崎さんの作品はこれまで全部見ています。願わくば、ここで終わりと言わないで、もっと作ってよ、と言いたい」と話した。
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三浦雄一郎さん、宮崎監督引退「もったいない」

アニメ界の巨匠、宮崎駿監督(72)が6日、都内で引退会見を開き、映画製作の第一線から退くことを発表。都内で行われた「グッドエイジャー賞」の授賞式に出席したプロスキーヤーの三浦雄一郎さん(80)は「ちょっともったいない。アニメはイマジネーションの世界だから年は関係ない。ひょっとしたら復活するのではと期待しています」とコメントした。
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カプローニさん孫、宮崎監督引退に「気が変わってほしい」

ヴェネチア国際映画祭『風立ちぬ』の公式上映には、作品内で主人公・二郎の人生に大きな影響を与える「カプローニおじさん」ことジャンニ・カプローニの孫にあたるイタロ・カプローニ氏(38)も来場した。

「紅の豚」(92年)が公開された際、祖父が創業した航空メーカー「カプローニ社」の社史を宮崎監督に贈ったことで交流が始まったというイタロ氏は「宮崎監督が描いた祖父は、完璧に私のイメージ通り。信じられませんでした」と驚嘆。

引退を宣言したこともすでに聞いており「健康面が理由なら仕方がないが、もし別の理由なら、気が変わってほしい。彼ほど優秀な人は、映画界には数少ないですから」と願っていた。
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道端アンジェリカ、宮崎駿監督の引退にコメント

先日映画『風立ちぬ』を最後に“引退”した宮崎駿監督について聞かれると「残念だけれど、新しいことをしてくれそうで楽しみ」と今後の動向に注目。自身は『もののけ姫』が大好きだそうで「同じ格好でヤリを持って遊んでいましたからね」と見た目とは裏腹な野生児的幼少期を振り返った。
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海老蔵、大好きな宮崎駿の引退会見に「カッコいい」

歌舞伎俳優の市川海老蔵が、6日に行われた宮崎駿監督の引退会見をテレビで観ていたことをオフィシャルブログで明かし、「本当に本当に素敵で日本の宝の様な方ですので惜しまれますが、カッコいい引退会見だなと拝見してました」、「僕は、宮崎駿監督の全ての作品が好きですから本当に残念…」、「今までにルパン三世で見た感動とは違う大きな夢や温もりや優しさと恋を見せられたのが、とても印象的」だったといい、「その作品が宮崎駿監督作品だとは後から知ってそれから好きだなぁと思う作品はことごとく宮崎駿監督のものでしたから…」と思いをつづった。
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佐々木希、引退の宮崎駿監督へエール!

先日『風立ちぬ』を鑑賞したばかりだったという佐々木は、「本当にたくさん泣いて、すごくいい映画だと思いました。観に行った後に引退発表をされて正直ショックだし、もっと作品を観たいと思いました」と明かしたが、その一方で「新しいことにチャレンジされるとも聞いて、また違った形で活躍されている姿を見たい」と宮崎監督の今後の活動に期待を寄せた。
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笑福亭鶴瓶、宮崎駿監督の引退にコメント「まだまだやっていてほしい」

笑福亭鶴瓶が2日、都内で行われた映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』吹き替え版完成報告会に出席し、引退を表明した宮崎駿監督について「宮崎監督は僕より10歳ほど年上ですが、まだまだやっていてほしいです。(引退は)惜しいですね」とコメントした。

スタジオジブリの作品では『千と千尋の神隠し』を観ているという鶴瓶は、『怪盗グルー~』の映画化にあたり制作スタッフがジブリに大ヒットするためのヒントを求めたところ、「まっくろくろすけ」のように小さなキャラクターがずっと出ていると印象に残るというアドバイスを受けたというエピソードを披露。
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菅長官「映画発展に今後も尽力を」引退の宮崎監督に

菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、アニメ映画監督の宮崎駿さんの引退について「驚きと共に大変残念だ。引き続き日本映画界の発展のため、ご尽力いただければと期待している」と語った。また、「独特な世界観で子どもから大人まで幅広く支持を集める作品を次々と世に出してきた」と功績をたたえた。
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埼玉県知事も宮崎駿監督の引退惜しむ「何度見ても飽きない」

埼玉県所沢市とゆかりの深い宮崎駿監督の監督引退について、上田清司知事は定例記者会見で「残念だが本人が決めたこと。ご苦労さまでした」と惜しんだ。

上田知事は宮崎作品について「自然と人間の共生に力を入れ、メッセージ性が高い」と評価。その上で、「何度見ても飽きない。奥が深く、世界中の人がこれまでの作品を見る機会を与えられれば、メッセージ性の高い中身を発信できるのではないか」と語り、監督引退後は、文明批評家としての活躍を期待した。
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