まほろばのこだま人形劇ユニット「かわせみ座」による、高畑勲さんが演出・構成を手がけた人形劇『まほろばのこだま』が上演されます。
本公演は2000年に行なわれ、東京2000年祭 千年文化芸術祭に入選。この度、高畑監督の追悼として再演されます。日本の伝説、民話をモチーフに、夢・現・幻を綴ったオムニバス作品となります。



「かわせみ座」は、日本の伝統的な糸あやつりの「竹田人形座」で、竹田扇之助氏、竹田喜之助氏に学んだ山本由也氏と、バレエやミュージカル、ストレートプレイなどの舞台経験を持つ益村泉氏を中心とした人形劇ユニットです。

かわせみ座 まほろばのこだま

これまでにも、『まほろば』として日本の伝説、民話をモチーフに河童や烏天狗といった“もののけ”が登場する作品を発表してきましたが、山本さんと益村さんはかねてより高畑さんの構成・演出を熱望しており、オファーをしたところ「かわせみ座」の世界に共感した高畑さんは快諾。2000年10月に『まほろばのこだま』として生まれ変わりました。高畑勲さんは「古典たりうる作品」と明言しています。

なお、高畑さんは公演に際し、以下のようにコメントを寄せています。

『まほろばのこだま』に寄せて――高畑勲

山本由也の名人芸は一度見たら忘れられません。みずから作った人形に、まるで魔法使いのように、いのちを宿らせることができます。人形が動かされているのではなく、本当に生きて動いているとしか思えないので、終わって人形が置かれると、死んだのではないかと思わずためいきが出ます。世界各地で観客が心を奪われたのも当然です。
見事に完成された演目と併行して、山本氏・益村氏は、花の精や烏天狗や河童や座敷童子や雪狼や変化狐や花鬼など、日本の地に住み続けてきた「まほろばのこだま」たちを舞台上によみがえらせようという大変意味深い試みに挑戦しています。
このたび、これを本格的にまとめあげるにあたり、僕もいささかお手伝いをさせて頂くことになりました。
どうか是非、かわせみ座の「まほろばのこだま~ののさまたちが目を覚ます~」にご期待下さいますよう。

2000年 アニメーション映画監督 高畑 勲

人形劇ユニット「かわせみ座」による、『まほろばのこだま』は7月18日(木)・19日(金)の二日間限定の公演となります。前売券は5月24日より発売開始されます。

『まほろばのこだま』

日時:2019年7月18日(木)19:30~/7 月19 日(金)19:00~
※18日(木) の終演後にはアフタートークがあります。
       
場所:座・高円寺2(JR 中央線「高円寺」駅より徒歩約5分)
住所:〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-1-2

お問合せ先:かわせみ座 03-3315-3102

料金:
前売:一般 4,500円、ユース割引:2,000 円
当日:一般5,000 円、ユース割引: 2,500 円
※ユース割引は、15歳未満または学生の方/入場時に年齢を証明できる物もしくは学生証提示
※未就学児の入場はご遠慮下さい。


ジブリ情報配信中



関連記事