沖縄・球美の里宮崎駿監督が、東京電力福島第1原発事故で被災した福島の子どもたちを受け入れる保養施設「沖縄・球美の里」を描いた1枚の絵を久米島町に贈りました。
「町民へ~絵のメッセージ」と題した絵には「被災地の子どもたちが豊かな自然の中で充実した保養が続けられるように」との願いが込められている。



絵は、25日から久米島博物館で開かれる「被災地に心寄せて~球美の里2年の歩み」展で、子どもたちの写真約300枚などともに展示する。

球美の里の広河隆一理事長は「宮崎さんには、福島の子ども保養プロジェクトの設立準備段階から支援していただいている」と関わりを説明し「宮崎さんの優しさが伝わる温かい作品。とても感謝している」と喜ぶ。

絵は、宮崎さんと親交が深い堀野富洋さん、恵子さん夫妻が11月11日、町役場に届けた。役場によると、堀野さんから「子どもたちが島の豊かな自然の中で、充実した保養が続けられるように、と願って描いた作品」という説明を受けた。

沖縄・球美の里の理事長を務める広河さんは「絵のように、子どもたちが生き生きと過ごせる施設にしたい」と思いを語った。絵は久米島博物館で25日から始まる「沖縄・球美の里 2年の歩み展」で一般公開する。1月11日まで。

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