井上直久 イバラード生徒がプロの芸術家から指導を受けられる「ヤング・アート・キャンプ」が、福井市美術館の「アートラボふくい」で行なわれました。
画家で、スタジオジブリ作品『耳をすませば』で背景美術を手がけた井上直久さんが、絵を描く心構えや人物のスケッチ方法などの講義をしました。



井上さんは、講義で「まねることは学ぶことだから、まねても良い。繰り返すと経験が蓄えられうまくなるから、同じ絵を何度描いても良い」と語りました。

人物をスケッチする時間も設けられ、井上さんは輪郭や影だけを描いたり、直線だけを使って描いたりする方法を説明。最初にモデルの頭と足の位置をスケッチブックの上下に記すことで全体のバランスが取りやすくなるとアドバイスしました。

ヤング・アート・キャンプは中高校生らが対象で、県が2006年度から実施しています。