ルパン三世 カリオストロの城 フランス版フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で今年、「Tribute to Japanese Animation」と題した日本特集が組まれることになりました。日本が名誉国になるのは20年ぶりとのこと。その目玉の一つとして宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』のアヌシー城での野外上映が決まりました、4月11日に亡くなった原作者のモンキー・パンチさんに敬意を表して、追悼上映となることも明かされています。



同作は宮崎監督の初長編アニメーションであり、人気の高い作品でありながら、フランスで公開されたのは今年1月のこと。日本公開から遅れること40年のことでした。

ルパンの名前がフランスの小説「アルセーヌ・ルパン」シリーズの著作権に抵触していたため「ルパン三世」の名前がつかえず公開できずにいましたが、作者モーリス・ルブランの没後70年が経過し、問題がクリアになったことで公開の運びとなりました。

なお、映画祭の名誉ゲストには小田部羊一さんが、長編コンペティション部門の審査員にはスタジオポノックの西村義明さんが選ばれています。

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