国内の大手映画会社4社で作る日本映画製作者連盟(映連)は28日、2013年の興行概況を発表した。宮崎駿監督の『風立ちぬ』が興行収入120億2千万円を稼いだのをはじめ、邦画の上位4位までをアニメが独占した。洋画も上位5本のうち2本がアニメだった。



総興行収入は1942億3700万円(前年比△9.53億円、99.5%)に終わり、2000年以降14年間で12番目の成績だった。総動員数は1億5588万8000人(前年比100.5%)だった。

 

2013年興行収入上位10作品

1位:『風立ちぬ』120.2億円(東宝)
2位:『モンスターズ・ユニバーシティ』89.6億円(WDS)
3位:『ONE PIECE FILM Z』68.7億円(東映)
4位:『レ・ミゼラブル』58.9億円(東宝東和)
5位:『テッド』42.3億円(東宝東和)
6位:『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』39.8億円(東宝)
7位:『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』36.3億円(東宝)
8位:『真夏の方程式』33.1億円(東宝)
9位:『映画 謎解きはディナーのあとで』32.5億円(東宝)
10位:『そして父になる』32.0億円(GAGA)

ジ・アート・オブ『風立ちぬ』
映画美術で描かれた大正と昭和の情景。イメージボードや背景美術、美術ボード、キャラクター設定画などを完成場面写真とともに掲載。アフレコ用完成台本も収録。

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