クルミわり人形とネズミの王さま展

現在、ジブリ美術館で開催されている「クルミわり人形とネズミの王さま展」は、5月17日(日)で終了となります。
これから見に行かれる方や、間に合わなかった方にも、「クルミわり展」パンフレットの購入をおすすめします。
展示では、宮崎駿監督が描いたイラストが13枚ありますが、そのすべてが収録されています。



『風立ちぬ』でファンタジーを封印していた反動からか、「クルミわり展」のファンタジー世界の純度は、宮崎作品でも随一じゃないでしょうか。

クルミわり人形とネズミの王さま展

この世界観でアニメーションを作ってほしいと思わせる内容です。「おかしの王国」の入口のイラストを見て、脳内映像を再生した人も多いのではないでしょうか。短編でやってくれないかな……。

クルミわり人形とネズミの王さま展

企画展のパンフレットは、展示が終了するといつまでも増刷されないので、買えるときに買っておきましょう。
詳しいことはわかりませんが、まだ数か月は買えると思います。

クルミわり人形とネズミの王さま展

「遠くてなかなか行けないよ!」という方には、昨年発売された、鈴木さんが特別編集長を務めた「AERA」No.34も、クルミわり展の特集があるので、その雰囲気が伝わると思います。

クルミわり人形とネズミの王さま展

庵野秀明・安野モヨコ夫妻が、展示を見た感想もあり、読み応えのある特集です。
庵野監督が、モヨコさんの発言をすべて汲み取っていて、ほんとうに仲が良いんだなぁ、と関係ないところで、ほのぼのできたりします。

クルミわり人形とネズミの王さま展

それから、忘れちゃいけないのが、美術館のトライホークスで販売されている、クルミわり人形の原作本。E.T.A.オフマンが書いた『クルミわりとネズミの王さま』のブックカバーを宮崎駿監督が描いています。この描き込みよう、凄いですね。
こちらは、美術館だけの販売となっているので、他では買えませんが……。

鈴木敏夫・特別編集長「AERA (アエラ)」
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宮崎駿「引退後の初仕事」引退発表から約1年。子どもたちへの思いを凝縮した「クルミわり人形とネズミの王さま展」一挙公開

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